実績紹介

AMを「造れる」から、「産業で使える」へ

プロメシアン株式会社は、金属積層造形(Additive Manufacturing:AM)の品質保証を軸に、技術教育、Qualification設計、材料試験・解析、研究開発、DEDによる補修・再製造を支援しています。

単に3Dプリントで部品を製造するだけではありません。

対象部品に求められる品質・性能の整理、適用する材料・製造方法の検討、試験計画の策定、試験結果の解釈、品質判定、品質証跡の構築まで、一貫して支援します。

航空宇宙、エネルギー、重工業、化学・プラント、船舶、製造装置など、高い信頼性が求められる産業でAMを活用するための仕組みづくりに取り組んでいます。

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プロメシアンの対応領域

AM品質保証・Qualification

AMで製造した材料や部品を産業で使用するために必要となる、品質要求、試験項目、判定基準、工程管理、トレーサビリティを整理します。

AM技術教育・アドバイザリー

経営層、技術者、品質保証担当者、営業担当者など、受講者の役割と目的に合わせたAM教育・研修を提供します。

材料試験・解析

材料試験の実施だけでなく、試験結果の解釈、問題点の抽出、次に実施すべき試験計画の策定まで支援します。

DED補修・再製造

長納期化、廃番、在庫不足、損傷などの課題を抱える産業部品に対し、DED方式を活用した補修・再製造を検討します。

研究開発・特殊試験体製作

一般的な造形受託では対応が難しい研究用試験体、模擬欠陥入り試験体、評価方法と連動した特殊試験体を設計・製造します。

デジタル在庫・再調達支援

既存部品を3Dデータ化し、必要なときに必要な数量だけ製造する、新しい部品調達・在庫管理の仕組みを構築します。


主要な実績・事例

東北大学・一般社団法人発電設備技術検査協会との研究開発

プロメシアン株式会社は、東北大学および一般社団法人発電設備技術検査協会と連携し、DED方式で製造した金属材料の欠陥評価と、安全な産業利用に向けた研究開発に取り組んでいます。

2025年1月22日に開催された「超音波による非破壊評価シンポジウム」では、東北大学遊佐研究室、一般社団法人発電設備技術検査協会とともに、金属積層造形に関する研究成果を発表しました。

この研究では、3Dプリントした金属部品の内部に発生する欠陥を、超音波などの非破壊検査によって評価するための基礎技術を検討しています。

現在は、非破壊検査技術の研究・高度化に使用する、既知の異物や欠陥を内部に配置した研究用AM試験体の設計・製造にも取り組んでいます。

主な支援内容

・DED方式による金属試験体の製造
・造形条件および製造パラメータの検討
・研究目的に合わせた試験体設計
・異物、欠陥、造形方向および切り出し位置の設計
・非破壊評価を想定した製造工程の構築
・研究成果の共同発表

非破壊検査協会にて、発電技検・東北大学と共に3Dプリントの安全運用に関する基礎研究を発表しています。プロメシアン初の公開事例。
3Dプリントした金属部品に発生する欠陥に関する研究開発をしています。

大手製造業に対するAM品質保証支援

航空宇宙、重工業、エネルギー、設備、製造業などの企業に対し、AM導入時の品質保証、部品クラス分け、Qualification、材料評価、社内教育を支援しています。

AMの導入では、装置を導入することや、部品を造形できることだけがゴールではありません。

「どの部品にAMを適用できるのか」

「どのような試験を行えばよいのか」

「試験結果をどのように判断するのか」

「継続的に同じ品質を再現するには何を管理すべきか」

こうした実用化に必要な判断を整理し、企業がAMを継続的に運用できる品質保証体制の構築を支援します。

主な支援内容

・AM適用候補部品の選定
・品質要求および性能要求の整理
・部品の重要度に応じたクラス分け
・Qualification計画の策定
・材料試験および部品評価計画の策定
・試験結果の解釈と技術フィードバック
・次に実施すべき試験・開発計画の策定
・製造工程および品質管理項目の整理
・トレーサビリティと品質証跡の設計
・社内技術者および品質保証担当者の教育

※守秘義務およびお客様との契約に基づき、一部の企業名とプロジェクト内容は非公開としています。


AM品質保証教育・技術講義

プロメシアン株式会社は、専門機関や企業に対し、AM品質保証、材料評価、Qualification、DED技術に関する講義・研修を提供しています。

一般的なAM技術の紹介だけではなく、受講企業が保有する装置、使用材料、対象部品、想定用途、品質要求に合わせて講義内容を設計します。

経営層には、AM導入によって得られる事業価値とリスクを整理します。

技術者には、材料、製造条件、試験方法、品質判定の考え方を解説します。

品質保証担当者には、Qualification、工程認定、トレーサビリティ、定期試験、品質証跡など、AMを実際の製品に適用するために必要な項目を整理します。

主な実績・対応内容

・ASTM関連講座での講師活動
・大手企業向けAM品質保証レクチャー
・AM導入企業向けの社内教育
・品質保証担当者向けのQualification研修
・技術者および営業担当者向けのAM基礎教育
・企業の対象製品に合わせた個別研修の設計
・AM事業開発と品質保証を接続するワークショップ

講義・研修は、単発開催と継続プログラムの双方に対応しています。

ASTM認定コース「積層造形の品質保証」講演スライドと会場の様子 AM品質保証
ASTM International講演会「積層造形と品質保証」より

AM導入・事業開発アドバイザリー

AMを活用した新規事業、製品開発、品質保証体制の構築を、中長期のアドバイザリーとして支援しています。

AM事業を立ち上げる際には、技術だけでなく、市場、顧客課題、対象部品、製造設備、材料、品質保証、社内人材、外部パートナーなど、複数の要素を同時に検討する必要があります。

プロメシアン株式会社は、経営と技術の両面から課題を整理し、実行可能な事業化ロードマップを構築します。

主な支援内容

・AM市場および対象用途の調査
・顧客課題と提供価値の整理
・対象部品およびアプリケーションの探索
・AM装置、材料、製造方式の比較
・開発・評価計画の策定
・品質保証体制の構築
・研究機関、装置メーカー、試験機関との連携支援
・事業化ロードマップの作成
・顧客提案および技術営業の支援
・社内人材の育成

桑原冷熱株式会社をはじめ、AMを活用した新規事業の開発を目指す企業に対し、中長期的な技術支援を提供しています。

桑原冷熱株式会社HPより

DEDによる産業部品の補修・再調達支援

正規品の長納期化、製造終了、図面の不足、在庫不足、損傷などによって、設備の保守や操業に影響が生じる産業部品が増えています。

プロメシアン株式会社は、こうした部品を対象に、DED方式による補修・再製造の可能性を評価しています。

目指しているのは、単に元の形状を再現することではありません。

部品の使用環境、負荷、損傷状態、材料、製造方法、検査方法を整理し、必要な品質を確認できる工程を構築します。

これにより、従来の調達方法だけでは対応できない部品について、「納期」と「品質」を両立する新たな再調達手段を提供します。

現在進行中の取り組み

・化学プラント向け部品の補修PoC
・発電設備部品の再調達可能性評価
・プラント設備を対象としたオンサイト補修の検討
・補修後の継続利用を想定した品質管理工程の構築
・部品の3Dデータ化と品質証跡の整備
・有償PoCから反復補修につなげるサービスモデルの構築

想定する対象部品

・正規品の納期が長い部品
・メーカーによる製造が終了した部品
・交換在庫が不足している部品
・摩耗、欠損、腐食などが発生した部品
・設備停止による機会損失が大きい部品
・一品または少量での再調達が必要な部品

※対象部品の安全性、使用環境、法令、材料情報、要求性能などを確認したうえで、適用可能性を判断します。


材料試験・結果解析・試験計画の策定

材料試験では、試験を実施して数値を取得するだけでは、次の技術判断につながらないことがあります。

プロメシアン株式会社は、AM材料および一般材料を対象に、試験の目的を整理し、必要な試験項目を設計します。

さらに、得られた試験結果を解釈し、問題の原因や追加確認事項を整理したうえで、次に実施すべき試験計画を提案します。

主な支援内容

・試験目的と要求性能の整理
・材料試験計画の策定
・試験片形状と採取方向の設計
・静的強度、疲労、硬さ、組織等の評価計画
・造形方向および製造条件による影響の分析
・試験結果の解釈
・不具合および破壊原因の分析
・次段階の試験計画の策定
・Qualificationおよび材料データベースへの接続

材料試験単体ではなく、試験結果を次の製造条件、品質判定、部品設計、Qualificationへ接続することが、プロメシアン株式会社の特徴です。


研究開発・特殊試験体の設計製造

大学、研究機関、検査機関、製造業の研究開発部門に対し、研究目的に合わせた特殊試験体の設計・製造を行っています。

模擬欠陥入り試験体や既知異物を配置した試験体など、一般的な造形サービスでは対応が難しい研究用試験体にも対応します。

研究目的と評価方法を確認し、材料、造形方法、造形方向、欠陥・異物の種類と位置、切り出し方法、検査工程まで含めて設計します。

対応内容

・模擬欠陥入り試験体
・既知異物を配置したAM試験体
・超音波検査などの非破壊評価用試験体
・材料評価用試験片
・製造条件を比較するための試験体
・研究目的に合わせたカスタム試験体
・試験体製造後の切断、加工、分析、評価計画

研究開発の初期段階からご相談いただくことで、評価方法と製造方法の不整合を減らし、研究全体の効率化につなげます。


デジタル在庫・部品再調達の仕組みづくり

大量の交換部品や金型を物理的に保管し続ける方法には、保管費用、管理負担、劣化、廃棄などの課題があります。

プロメシアン株式会社は、既存部品を3Dスキャンや設計データによってデジタル化し、必要になった時点で製造するデジタル在庫の仕組みを開発しています。

主な支援内容

・既存部品と金型の棚卸し
・対象部品の優先順位付け
・図面および3Dデータの整備
・3Dスキャンによる形状取得
・材料および製造方法の整理
・再製造時に必要な品質要求の設定
・製造履歴と品質証跡の管理
・必要な時に製造できる供給体制の構築

データ化すること自体を目的とせず、実際に再製造し、品質を確認し、使用できる状態までつなげることを重視しています。


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Mail: info@promethean.co.jp