ASTM公式トレーニングに参加しました|標準化の現場で求められるリーダーシップとは
プロメシアン株式会社は、ASTM Internationalが主催する公式育成プログラム 「Subcommittee Chair’s Duties and Responsibilities(分科会委員長の役割と責任)」 に参加しました。
本プログラムは、ASTMの標準化活動においてリーダーシップを発揮する立場の人材に向けて、 標準化プロセスの進め方、合意形成、利害関係者との調整、健全な委員会運営の在り方などを体系的に学ぶ内容です。

なぜプロメシアンはASTM公式トレーニングプログラムに参加するのか
私たちプロメシアン株式会社は、金属3Dプリント(Additive Manufacturing, AM)を中心に、 補修・リマニュファクチャリング・分散製造といった領域で事業を展開しています。
AMはまだ発展途上の技術領域であり、技術の進化と同時に「標準化」「品質保証」「安全性」の整備が不可欠です。 標準が整備されなければ、産業実装は進まず、社会実装も広がりません。
そのためプロメシアンでは、 単に標準を「守る側」ではなく、標準を「つくる側」「議論を前に進める側」として関与することを 重要な戦略の一つと位置づけています。
Subcommittee Chairに求められる役割とは
今回参加したトレーニングでは、ASTMの分科会(Subcommittee)を率いるChairに求められる役割として、 以下のようなポイントが整理されていました。
- 利害の異なる参加者の意見を調整し、合意形成を促すファシリテーション力
- 技術的妥当性と市場・産業ニーズのバランスを取る視点
- 標準化プロセスの健全性・透明性の担保
- 次世代の標準化人材の育成
標準化は「技術力」だけでは成立せず、ガバナンス・対話・信頼構築が不可欠であることを、 改めて強く認識する機会となりました。
プロメシアンの事業との接続点
プロメシアンが目指すのは、単なる受託製造・補修業者ではなく、 AMの社会実装を前に進めるインフラ的存在です。
標準化活動への関与は、以下の点で事業と強く接続しています。
- 顧客に対して、標準・規格を踏まえた技術提案ができる
- 品質保証・トレーサビリティ設計を事業の初期段階から組み込める
- 国際標準の動向を踏まえたロードマップ設計が可能になる
これは短期的な売上には直結しないかもしれませんが、 中長期的には、信頼性・差別化・事業スケールの基盤になります。
今後に向けて
プロメシアン株式会社は、最先端の技術開発と同時に、 その技術が「安心して使われる社会的基盤づくり」にもコミットしていきます。
技術 × 標準 × 事業 × 人材育成 この4点を同時に前に進めることで、日本発のAMプレイヤーとして、 産業と社会の接続点を拡張していきます。
引き続き、活動の進捗は本ブログおよびSNSでも発信していきます。
プロメシアン株式会社
金属3Dプリントによる補修・リマニュファクチャリング/オンライン受託製造サービス

